また少し久しぶりの、まなすけです。
日曜日に、6月ぶりにマリンへ行ってきました。
サブロー引退の日
22年間の最後の日を見ることができて、ほんとに運が良かったと思います!
会見を開いて、これは25日にヤマをはろうと決めて、なんとか手に入れたチケットを手に、長い長い武蔵野線に揺られてはるばる幕張へ。
球場ではゆずがかかっていて、打席に向かうあの姿を思い出しながら、今日はどんな場面で出るんだろう?前日にCS進出も決めたし4番スタメンライトやるかな?とか考えながら入りました。
だいたいの引退試合は最初の打席にはいり、もしかしたら守備について次の打席には交代ってことも結構あるけど、なんとこの日のサブローは、4番指名打者で、最終的に打席は4打席、最後は外野の守備にもついてくれました!
しかもレフトを守って益田がアウトを1つ取ったところでライトの角中と交代して、思い出のライトの守備位置へ。
あまりに粋な計らい、伊東さんナイス。
この日、ビジターのオリックスファンの方もたくさん「3」の応援ボードを掲げて最後の日を盛り上げてくれて、本当に温かい試合だったなぁと思いました。
レフトでオリックスのファン、レフトスタンドの半分を埋めたロッテのファンに挨拶。
その後ライトスタンドを向いたサブロー。
泣いていたみたいでした。
こっちはもう打席でのスイングをみても、守備に入る前の福浦とのキャッチボールをみても、全てが胸を締め付けてたまらなかったです。
そして迎えた最終打席、平野の投げた一球がカーン!と張りよく鳴って、思い出も何もかもが涙になって止まらなくなりました。
最後の最後にこんな綺麗なヒットを見せてくれるなんて、やっぱりサブローは素晴らしいバッターだって思います。
つなぎの4番、つないでゆく意志
最初に見たときは背番号が2番で、3番ならサブローって感じなのにね、ってチビながら思ってたけど、なんとその3番に変わって、つなぎの4番っていうなんだかくっそかっこいい職人バッターみたいな活躍をして、二度の日本一、そして出る幕は減っていたけど昨シーズンのCS進出を決定づけた活躍!
いつもサブローには感動をたくさんもらったなぁと振り返り、改めてこの日を見ることができて良かったと思いました。
今年はずっと二軍にいたけど、その間にも若手選手たちの見本となり、時には叱り時には伝える仕事をしていたんだろうなと思うと、もう早く次の仕事として指導を始めてほしい!って考えてしまう。
いつかマリーンズを日本一のチームにするために、サブローの栄光への道はまだまだ続くと願うばかり。
(ちょっと見にくいけど、井口 サブロー 福浦が並ぶクリーンナップ、思い出深い)
仲間に慕われ、ファンに愛され
この日イニング間に客席を映しているカメラ映像で、試合のなかったジャイアンツの選手たちが見にきているのを映してくれました。クルーズを始め長野や内海など、そしてビデオメッセージでは高橋由伸からもメッセージがあり、たった半年ではあったけどジャイアンツにもこうして輪が広がっていたんだと驚きました。
トレード移籍のとき本当にフロントが信じられなくて、2011年は日本一の翌年なのに気分は最悪な一年だった。今でも何であんなことがあっんだと許せなかったけど、彼らがサブローさんお疲れ様でした!と書いた応援ボードや、サブロータオルを振り回しているのを見たら少し納得できた気がします。5年経ってようやくですけど。
同じ球団一筋の選手というのも素晴らしいのだけど、移籍した先どこでも記憶に残る選手というのもかっこいいですよね。
(渡辺直人とか。すごくかっこいいですよね)
移籍することで広げた交友関係っていうのも、いつか自分の力になるのかもしれないですしね。
ジャイアンツから再びロッテへ帰ってきたときにできた応援歌、この歌詞がわたしは大好きで大好きでたまらないんですよね。でもこれも、帰ってきたからこそ生まれた応援歌だよなぁ、としみじみ思うのでした。
サブロー さあ立ち上がれ
今こそ愛するチームのため
待っていたんだ、その戦う姿を
輝けサブロー!
この日マリン、サブローがどれだけ愛されていたかを再認識し、そしてまたサブローのことが好きになりました。
22年間本当にお疲れ様でした。
「こんな僕を愛してくれてありがとうございました」
こちらこそ、千葉ロッテマリーンズを愛してくれて、ありがとう!