後手後手にはなりましたが、コクリコ坂からのお話もします♪( ´▽`)
公開終了ギリギリに観たんだけど、本当に観てよかった…!
まぁオープニングの神っぷりは前々から知ってたんだけど、全体を通してみれると、あああのOPがやはり素晴らしいんだと感じたね。ピアノ好きな人には音楽もたまらん。
ジブリのいいところは何気ない動作でちゃんとそのキャラクターがどんな子なのかを教えてくれるとこだよね。私はメルみたいな子がすごく好きだからとても愛着がわいた!
そしてカルチェラタンが好きすぎる、私もあの中で新聞をつくりたい!文化部の血がすっごく騒いじゃった笑
俊と水沼君はかっこいい。かなり。
なんだろうなーこういう箇所は原作の少女マンガらしさの象徴だと思うんだけど、ヒーローらしさを全開にだしながらもやっぱり学生であって、大人ではないっていうところ。それが一番にじみ出ていて爽やかだなぁと思いました。
二人の帰り道のシーンだったりコロッケだったり、ひとつひとつさりげなく展開されてるのにお互い悩むほどに好きでいるのがなんともいえない。私はすっごくこの気持ちがわかります。まだまだ少女の恋愛観をもってますから。
コクリコとはフランス語でひなげしのことらしいです。このお話、東京オリンピックちょい前の横浜が舞台なんだが、こんなにもフランス風が溢れているなんて素敵だね。メルもラメール=海だからそう呼ばれてるんだし。
確か1950年代半ばからフランスはヌーヴェルヴァーグに入って、また映画界では革新的な時代を迎えていたわけだけど、当時の日本人にとってフランスってどんな場所だったのかな。ちょうど三銃士もタイミングよく観て、最近はフランスによく触れてる私ですが、フランスは大陸続きの古い古い国土故にいろんな人が交わっていろんな文化が混ざってすごく質のいいものが生まれる場所なんだろうなー。
例えば日本は見せてもらったものをいかに緻密に丈夫に作るか、というのが得意じゃん?フランスの場合はいかに美しく斬新に、でも伝統は守りながら作るかを追求し続けてきた場所なんだと思う。なにせ革命国だからね。
だからこそコクリコ坂からのテーマは「動く」ことになり、みんなはフランスに近いものをハートに秘めているのでしょう。
守るために動くべき、それは必ず後退ではなく前進である!